色覚異常(色弱・色盲)

色の見え方の異常とは
どのような状態の事なの?

色の見え方の異常とはどのような状態の事なの?色覚異常は先天的に、また白内障や緑内障、網膜疾患などの病気が原因で色覚に異常がある状態を言います。色覚異常がない人と比べて、見えている色がわからなかったり、判別することが困難になったりします。

大阪市大正区のなかみち眼科では、色覚異常のご相談も承っておりますので、色の見え方がおかしいとお感じの際はお気軽にご連絡ください。

先天性と後天性に色覚異常は
分類されます

色覚異常は遺伝的要因で起こる“先天色覚異常”と、病気などが原因で起こる“後天色覚異常”に分けられます。

先天色覚異常

原因

遺伝的要因が原因で起こります。

症状

両目で起こることが多く、症状が悪化したり、改善されたりすることはありません。
また色覚以外の機能には問題がないケースがほとんどです。

その他

ご自身で色覚異常であることに気づくことはほとんどありません。
多くの場合、他人からの指摘や眼科検査で発見されます。

後天色覚異常

原因

白内障や緑内障、網膜疾患などの病気の症状として現れます。

症状

左右の目で色覚異常の程度に差があることが多く、また原因疾患の病態に応じて症状の悪化・改善が起こります。

その他

先天色覚異常とは異なり、ご自身で色覚異常に気づく場合があります。

実は男性の20人に1人は
色覚異常かもしれない?

日本人の4~5%の方に色覚異常があると言われています。
色覚異常のうち先天色覚異常は、男性では20人に1人の割合で起こるとされています。
また女性でも500人の1人の割合で起こると言われています。

このように色覚異常は決して珍しいものではなく、先天色覚異常はなかなかご本人で気づくことは難しいので、まわりの方から指摘された場合は、一度眼科で専門的な検査を受けられることをおすすめします。

先天色覚異常は治療できるの?

先天色覚異常に対する治療は未だ確立されていないため、ご自身の色覚の異常を認識したうえで、不便・問題が起こらないように工夫して生活していくしかありません。
ただ、色覚異常について正しく知っておくことで、他の方と同じように生活することは可能です。

日常生活で気を付けること

  • 薄暗い環境だと色を間違いやすくなるので、照明を点けるなどして、色を確認しやすい状態にしましょう
  • 先天色覚異常の方は赤色・緑色の判別が最も苦手とされていますので、交通信号の区別には十分注意するようにしましょう
  • 身の回りのものに印を付けるなどして、色に頼らなくてもものが判別できるように工夫しましょう
  • 運転免許証のうち、普通自動車(第一種)の取得は可能ですが、飛行機のパイロットなど、色覚異常の有無で就業に制限が生じる職業がありますので、事前に確認しておくようにしましょう

後天色覚異常の原因はさまざま

後天色覚異常は様々な疾患が原因で起こります。

加齢・白内障

加齢にともない水晶体が黄色く変色したり、白内障が原因で色覚異常が起こることがあります。

網膜疾患

糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症などの網膜疾患により、色覚異常が起こる場合があります。

緑内障

緑内障の症状の1つとして色覚異常が起こることがあります。

視神経疾患

視神経で何か異常が起こると正しく色を判別することができなくなり、色覚異常が起こる場合があります。

心因性

ストレスが原因で視機能に異常が起こり、色覚で変化が起こる場合があります。

色覚異常による日常生活の事故に
気をつけましょう

ご高齢の方は火事に注意

ご高齢の方で色覚異常が起こると、ガスコンロの火の先端の色(青色)が見えなくなり、火の先端に近づきすぎて着衣着火が起こる恐れがあります。

薄暗い環境での階段の踏み外しに注意

また、ご高齢の方の色覚異常で注意しなければいけないのが、階段の踏み外しです。
階段の照明が暗いと階段がよく見えず、踏み外して怪我をする恐れがあります。

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